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どうやって白い歯を作っているのか!
どうやって白い歯を作っているのか!
歯科技工士 早川海渡
夏の暑さも落ち着き秋の風が漂い過ごしやすい季節になりましたね。
今回は我々歯科技工士がどのようにして白い歯を作っているのかを少し紹介したいと思います。
一番の審美領域といえば、やはり前歯です。前歯を補綴する方法として大きく分けて二通りの方法があります。それは保険治療の硬質レジン前装冠と自費治療のセラミッククラウンです。
硬質レジン前装冠は裏打ちが金属で金属の表面にレジンを張り付けているので白い歯ではありますが、裏打ちが金属なので天然歯特有の透明感や瑞々しさというものが表現できません。
セラミックはメタルフリーで光を通しますので天然歯特有の透明感を再現することができます。
セラミックと一口に言っていますがまさき歯科では主にジルコニアとe.maxというのを使用しています。
ジルコニアやe.maxを裏打ちに表面にポーセレンを盛り上げ、焼き上げて白い歯を作っていっています。
ポーセレンとは陶材のことで、焼き上げる前はパウダー状で歯冠色をしているわけではなく、それを焼き上げることで歯冠色になります。写真は焼く前のポーセレンです。
患者さん個々の歯の特徴がありますのでポーセレンの盛り方が重要になってきます。
より患者さん一人一人にあった物ができるように日々悩みながらポーセレンと格闘していきたいと思います。