MDI１月例会が、

1月14日（水）午後8：00～

まさき歯科セミナー室にて開催されました。

新春初の             

発表者は、宮川先生

「インプラントによるオーラルリハビリテーション」

重症なカリエス多発患者さんを、インプラントを用いて全顎の治療。

食べたいものも食べれず、口を開けて笑うこともできず、ずっと辛い思いをしてきた患者さんを見事な全顎再構築したケース発表でした。

かなり困難な手術を見事にこなし、最終的には素晴らしいホテツ処置にてフィニッシュしてありました。

若手メンバーのお手本となる内容でした。

会の代表でもあるまさき歯科院長の中川昌樹先生

「不正な咬合平面と欠損を有する歯列に対し行ったフルマウスリコンストラクションの症例」

こちらもインプラントを活用した、フルマウスリコンストラクション。

若いころから長いこと義歯を使用していた患者さん。義歯から解放されたい思いはあるものの、怖がりでずっとインプラントをためらっていた。しかし一念発起してインプラント治療に踏み切りました。ただ欠損にインプラントを入れるだけではトータルでいい処置はできません。結果全顎にわたる治療になります。またこの方は前歯の咬合平面が、斜めになってしまっています。それをいかにしてなおし、見た目にも美しくしなければいけません。

何度かにわたるプロビジョナルレストレーション（仮の歯）の作製。技工士さんと煮詰めて機能と審美を兼ね備え、患者さんにも気に入っていただけるホテツ物を作成しました。

患者さんは自然な感じで美しいものをと、ずっと言っていました。最終のものにはとても喜んでみえました。インプラントも適正な位置にプレースされ、きちんとかむことができ機能も上昇しました。

と、このような患者さんのケースを発表しました。

今回の司会担当は、理事の小寺先生でした。

みなさん遅くまでお疲れ様でした。