３年に一度開催されるITIワールドシンポジウムに出席しました。ストローマンの本社も存在するスイス・バーゼルで開かれました。世界シェアトップを誇るストローマンインプラントを研究するインプラントの学会ＩＴＩの世界大会です。年々参加者も増加しており今年は過去最大の4,800人の歯科医師が世界41か国から参加しました。広大な会場は各国の方々で埋め尽くされました。

スピーカーは、すべて英語。日本語を含め9か国語で同時通訳され、規模の大きさと学会の充実ぶりを感じられました。今年のシンポジウムのテーマは、「Key factors for long-term success」とされ、長期的に良好な予後を得るための要件についてのディスカッションがなされました。

なかには存在する経過不良インプラントの原因調査、対策についての提案や報告。新しく取り入れた処置や補綴マテリアルやテクニック。そして今後の新しい方向性であるデジタル化。ＣＡＤ／ＣＡＭ。新しく開発されつつあるインプラントフィクスチャー。また、今後近年起こる超高齢化社会に対応するためのインプラントの在り方。各スピーカーから多くの知見を紹介されました。

いつもながら、ＩＴＩのアカデミックさに感動です。

ホントにエキサイティングなディスカッションが盛り沢山な日々でした。

また、ストローマンジャパンは１０周年を迎え会場隣のホテルでパーティも催されました。また別日は盛大なパーティが開催。各国の方々が楽しんでいました。私どもは１０：００過ぎには帰りましたが、多くの出席者は翌日３：００ほどまで盛り上がっていたようです。翌日は朝８：００からの講演に来ているからすごいものです。

ちょっと残念なのは、帰国してからバーゼルってどうでしたか？って聞かれてもわからない。名古屋からチューリッヒに入りそこから１時間電車でバーゼルに。駅前のホテルに宿泊。ホテル目の前のトラムで会場『メッセバーゼル』に。それ以外はどこにも行ってないのです。（笑）