こんにちは、歯科医師の大島です。

先日は名古屋の平地でも雪が積もり、寒さも厳しくなりましたが、いかがお過ごしでしょうか？

先週末、東京の勉強会に参加してきました。

今回はインプラントについてでしたが、近年、歯科においてもCAD/CAMを始めとするデジタルの分野が発展しており、コンピューターを用いた実習もありました。(写真はそのときのものです)
実際の方法としては、口の中の型とCTの画像のデータをコンピューター上で合成することで、どの位置にどの程度歯肉や骨があるかが分かります。
専用のソフトを使って最終的な歯の位置を決め、そこからどの位置にインプラント
を行うかを決めます。
そのデータがあれば、サージカルステント(正確な位置に処置ができるものさしの様なもの)も作ることができ、計画通り、安全に処置できます。
あらかじめ仮歯を作製することもできるため、患者さんの負担や通院回数、期間を短縮できます。

まだデジタルでできない部分も多々ありますが、有効に活用することで、選択肢も広がるかと思います。
日々進歩する分野なので、取り残されないようにと感じます。

また、この勉強会は月1回2日間行われる1年間のコースで、昨年の4月から参加していますので、残すはあと2回...
次回以降も知識と技術をしっかりと身に付けたいと思います！