4月28日早朝。

自宅を出て空港へ向かう。成田を経由して一路アメリカシカゴへ。ITI Congress North Americaに参加するためだ。

数日外出するため困らぬように昨夜遅くまで仕事を方付け、それから支度したのでほぼ眠れぬまま出発した。機内で眠ろうと思っていたが、読書に明け暮れてしまった。本の内容が面白かったこともあるが、好条件が揃っていました。ＣＡがシートの上にマットを敷いてくれたのです。フィギュアスケートの真央ちゃんがＣＭしているあのマットです。これが何と心地よい。それで心地よさで眠ればいいのにおいしいワインとともに本に没頭してしまいました。考えてみるとこんな長い時間読書ができる時もないのでいいのかな。講演のスライドを作る予定でパソコンと資料持ち込んだのに1時間ほどしかできなかった。

時差があり、同日の4月28日８：４０ａｍシカゴ到着。天気は曇り、気温７℃、寒い。タクシーが向かう先に霧に煙るシカゴの摩天楼が見えてきた。さすがアメリカ３大都市のひとつ。

以前、アメリカから来たお客さんに「名古屋は低いわね～」と言われたことがある。高層ビルがないからだ。この高層ビル群を見たら確かにそうだ。

ホテルに荷物を置いてさっそくコングレス会場に向かう。４１か国から集まったゲストとともにコングレスはエキサイティングにスタートした。

Key　factors　for　long-term　successと呼びかけるITI.

エビデンスに基づいたアカデミックなコングレスはITIならではのものだと思った。

難症例のサージェリー、ジルコニアを使った補綴、セラミックインプラント、インプラント周囲炎、ガイドサージェリー、CAD/CAMと様々なセッションが展開された。

また、華美になり過ぎないプレゼンテーションスライドもすごく参考になった。

しかし、トランスファーなしの数日、さすがに疲れた。何度も集中力が切れそうになるのを耐えた。疲労は、蓄積されグッタリです。