歯を健康に保つために

ゴールデンウィークも間近になりました。皆さんはどこかへお出かけしますか？

もうすぐ５月、職場や学校の環境が変わった方はもう慣れてきた頃でしょうか？

忙しい生活の中でも歯磨きはおろそかにしてはいけません。

虫歯・歯肉炎・歯周病の危険があります。

その原因となるものが歯垢です。歯垢は食べカスや細菌の塊で出来ています。

歯と歯茎の境目や歯と歯の間に磨き残しが皆さんよくあります。

歯垢の見た目は白っぽいです。

その歯垢を顕微鏡で詳しく観るとどんな感じだと思いますか？？

実は細菌がいっぱいです。動いている細菌もいます！！

初めて見る方は驚く事でしょう。

「自分の口の中にこんな細菌がいるの？？」と。

いい気分にはならないですよね。

歯に歯垢が付いてなくきれいな状態であれば、歯と歯茎はぴったりとくっついて健康な歯茎を保てますが、歯垢が残っていると、歯茎が炎症を起こし歯と歯茎の間に隙間が出来ます。それが歯周ポケットです。それが歯周病の始まりですが…

研究により、歯周ポケットが出来てしまうと歯垢がどんどんポケット中に入り込み歯垢の中の細菌が毛細血管を通り、心臓へ流れ全身を巡ります。そして、動脈硬化や心筋梗塞を引き起こすこともあると言われています。

高齢者は食べ物や唾液を飲み込んだときに一緒に細菌も流れ込み、誤って空気の通り道である気管へ入った時に嚥下反射、咳反射低下からうまく排除出来ず細菌が肺に入り炎症を起こし、誤嚥性肺炎を引き起こします。

歯垢は体内にも影響を及ぼす可能性のある大変怖いものです。

普段あたりまえのようにしている歯磨きは様々な病気を予防できます。

予防するためにも毎日の歯磨きをしっかりしましょう。

自分ではしっかり磨いているつもりでも磨きグセにより磨き残しが出てきます。

それはまさき歯科の検診に来て下されば歯科衛生士が確認し適切なアドバイスをします。

歯ブラシとフロスまたは歯間ブラシを使い、歯と歯の間も忘れず毎日お手入れしましょう。

そしていつまでも健康でいい歯を保ちましょう！！

日頃のご自身でのお手入れとプロによる定期的なクリーニングで歯は快適な状態で末永く使うことができます。

自分の歯で美味しく食事ができることは幸せですね。

いつまでも健やかで楽しく毎日を過ごすためにもぜひ歯を大切にしてください。

まさき歯科　歯科衛生士　Ｙ