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歯科技工士にできること 東日本大震災復興チャリティ講演会に参加して
歯科技工士にできること
4月に入り暖かくなり夏をも感じさせる暑さの日もありますね。
さて今回は「歯科技工士にできること」ということですが、皆さんは既にご存知かと思われますが
歯科技工士は、患者さんのお口に入れるクラウン(差し歯)やブリッジ、またはデンチャー(入れ歯)などといったあらゆる補綴物を作っております。
ですが今回は補綴物の話ではなく、先日仙台で行われました、東日本大震災復興チャリティ講演会・仙台大会に行ってまいりました話をしたいと思います。
このチャリティは歯科技工士として著名な方々が集い復興支援の一助を目的とした
大規模な講演会で、これまでに東京、名古屋、大阪、福岡で開催されておりました。
それがこのたび仙台で開かれまして他4か所での講演を遥かに上回り1000人程の技工士が参加しました。
多くの著名な歯科技工士の皆様が無償で講演され、参加費のほぼすべてを支援団体に寄付させていただくという活動です。
私もこのチャリティに参加し、歯科技工士としての技術や知識はもちろん学ばせて頂きましたが、なにより歯科技工士として何かできないか、何か助けにならないかと考えこのような活動を企画された技工士の方々の熱い思いを感じました。
これまで歯科技工士とは補綴物を作り患者さんのお口やお体の健康を保ちまた改善をはかることがすべてだと思っておりました。おそらく日常の仕事ではそれがすべてなのだと思います。なによりも患者さんのためにと思って仕事をしております。
ですが世界にはそういった日常の仕事をこなしながらも歯科業界に留まらず日本の未来のために歯科技工士として何かできないか、と考え行動する方々がたくさんいるということを私も歯科技工士として深く感動しより身の引き締まる思いです。
最後になりましたが、先日熊本地震がありました。熊本地震において被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。
私は歯科技工士としてはまだまだ若輩者で今回の仙台チャリティのように歯科技工士として行動を起こすことは難しいかと自負しておりますが、募金などの支援またこのようなチャリティが開かれましたら積極的に参加し歯科技工士として少しでも支援の一助になれればと思います。
これからも皆様のお体の健康を維持できるように努力しつつ一日でも早い復興を願い復興支援の活動を応援し歯科技工士として日々精進したいと思いますのでよろしくお願いいたします。