大人になるということ

先日ある会の理事会があった。

5名。

それぞれの意見を聞くことができよき会ではあったと思う。

場所は会席料理屋さん。

場を考えた身なり服装というものがあると思う。

time, place, occasion＝ＴＰＯ

何も上等なものを着る。おしゃれをする。

と、いうことではない。その場に応じた服装をすべきであると思う。

３名はとてもラフな（ラフ過ぎる）いでたちであった。

平素からお世話になってはいるのでこんなことをこの場に記載することは非常に失礼であるとは思うが、大人として私は考えます。（すみません）

その中の１名がある場所にこのように記していました。

もし少しでも気が抜けてしまおうものなら何かの失敗をおかし、うたれ弱いがために、そこでしいませんしいませんと手を合わせ身をかがめながら退場する自分が20年間常に半歩先にいたのです！そうなってはダメだ、という危機感ととなり合わせの日々なのです。そして今日も！

彼はまじめで情熱をもって仕事をしています。そのにじみ出る努力がこの言葉になっているのだと感じます。そして結果も出していますし、さらに前進しています。素晴らしいと思います。それなら大人としてもっと常識を積み世間を見なければいけないのではないでしょうか？（またまたすみません）

少しでも気が抜けてしまおうものなら何かの失敗をおかし・・・

と、いうのであればどのシーンでも気を抜かないでいてほしい。

林真理子さんがエッセイに書いていた。

４０を過ぎたらもう言い訳は通らない

無邪気と引き換えにたしなみを手に入れて日々生きていくのだ

どの職業も仕事は大変です。

我々の仕事はさらに大変ではないかと思います。プロとしての仕事をこなしながら経営者であり、総務も経理も雑務さえもしなければならない。当然ながら多くの付き合い同業者から多他の人々との付き合いもこなさなければならないのです。もちろん患者さんもいろいろな方がいろいろな年齢の方がいらっしゃいます。それぞれに応じた対応が要求されます。

とても大変な仕事を神様から与えられているのです。

努力し無我夢中に目標に進み、社会に目を向けれなくなる、ありがちなことです。

そうなってしまうことは世間の中でちょっと間抜けな存在になってしまいます。それではいけないのです。恥をかいてしまいます。結果、尊敬される社会人＝大人として認められなくなるのではと考えます。

大人になるということは楽じゃない。

えらそうに書いている私も問題は山積だ。

年だけ大きくなっていく・・・、中身が追い付かない。

危機感ととなり合わせ、と違う意味で思う。

非常にあせるこの頃です。

言い訳は通らない・・・。