ステップアップミーティング

先日、名古屋SJCDのステップアップミーティングが開かれました。名古屋から吹上みなみ歯科の相宮秀俊先生、東京から内山徹哉先生、大阪から岩田淳先生が発表されました。
SJCDでは2年に一度、全国の支部の代表が自分の症例を発表する合同例会があります。前回は新潟で開かれ、先ほどの3名はそこで発表された優秀な先生方です。

その中で、多数歯の先天性欠如を伴う症例がありました。
先天性欠如は近年増加傾向にあり、下顎の小臼歯や上下の前歯部に多く認められます。少数歯であれば矯正治療などで歯のない部分の隙間を埋めることが出来ますが、多数歯だと噛み合わせの問題などもあり難しいことがあります。
今回の発表では矯正治療とインプラント治療を含めたフルマウスリコンストラクション(全体的な治療)を行い、審美性、機能性を加味した治療をされていました。

同世代の先生の発表は刺激的であり、診療しながら色々と考えられ、難しい症例に試行錯誤されていました。
そこに至るまでには、全体の診査診断と一歯単位での正確な治療がなされている必要があり、日頃からの知識や技術の習得と研鑽が必要だと改めて感じました。

まさき歯科代診Ｏ