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歯科衛生士であること
歯科衛生士であること
先日、ある学会の役員会に出席した。来年の歯科衛生士の実習コースについて話し合った。詳細はともかくだが、そこで歯科衛生士のありかたについていろいろと話が聞けた。
私が、晴れて国家試験を通り歯科衛生士という資格を得た頃を思い出す。親戚のおばちゃんや近所の人に「あ~歯科助手」「歯医者さんの看護婦さんね」とか言われた。実際就職して医院にいてもお姉さんとか看護婦さんとか声をかけられた。そんな自分もそう言われることに違和感も持たず「は~い」って感じで応じていた、自分自身が歯科衛生士とはいかなるものかあまり考えていなかった。解ってなかった。自覚のなかった。
その前を辿ってみる。歯科衛生士になるために勉強していた頃。学生時代です。歯科衛生士という国家資格取得のために志高く勉学に実習に励んでいましたと、言いたいところですが、なんとなく毎日を送っていました。そもそも当の本人がこの職業についてどこまで理解できていたのか・・・。かなり怪しいです。大学受験に失敗して、浪人を許さない親と先生の奨めで受験したこの学校。その年は以外に難関でしたが無事入学することができました。たぶんこの時、初めて歯科衛生士という名を知ったと記憶しています。このような私は、歯科衛生士に憧れていたのでもなく、確固たる志を持っていなかく日々のカリキュラムをこなすことがやっとです。しかも嫌々。何も楽しくなく、逃げ出したいとまで思っていました。そんな人がプロフェッショナルな仕事なんてできるわけがありません。
そんな人間が学会の役員会に出る、プロとしての歯科衛生士を語る、実習コースを立案する。思えば、トンデモナイというか、どうしたんだ、変わったものだということです。学生時代以来会っていない同級生が聞いたらきっと驚くことでしょう。
この歯科衛生士の魅力を知ることができたからだと思います。
今、歯科衛生士会から依頼されちょっとした原稿を書いています。その中に…健康で楽しい毎日を持続される患者さんの人生をみていけることは、我々歯科衛生士の喜びです。…と書いています。まさにこれなのかもしれません。多くの職業がありますがこのようなことは滅多にあるものではありません。私も既に20年を超えてメインテナンスさせて頂いている患者さんが何人かみえます。10年以上の方々数多くみえます。
患者さんのために・・・なんて言うのはカッコ良すぎですが、責任と自信が交錯し合って奮い立たせるものがあるのかと思います。
この続きはまた記載します。
まさき歯科の歯科衛生士はポジティブ!プロフェッショナル!