歯科技工士の仕事について

今日は歯科技工士の仕事について少しご紹介したいと思います。

まず、歯科技工士という職業をご存じでしょうか？あまり表に出る職種ではないので知らない方も多いかと思います。

僕ら歯科技工士は、主に歯科医師が虫歯で歯を削ったりインプラントを埋入したあとに登場します。

まさき歯科では、悪くなったら削るかぶせるだけでなく、患者さんの健康を重視し治療を行っています。僕たちは歯を削った後の被せ物、インプラントの上部構造、入れ歯など、いろいろな物を作っていますが、それだけでない奥の深い仕事をしていることを知ってほしいなと思います。

歯科技工士の仕事は基本的に治療の終盤になることが多いですが、そんな中治療に入る前に行う仕事があります。それが写真に写っている診断用ワックスアップというものです。

診断用ワックスアップとは、どのような形で最終的に仕上げるのか、より良き形態や配置を診断したり、計画するためにする作業です。ワックスアップと言いまして、蝋を盛り上げて歯の形をつくるのです。治療を始める前このワックスアップはインプラントの位置や噛み合わせなどを歯科医師と相談しながら作っていきます。患者さんのご要望も実際聞くこともします。（お会いできることもあるかもしれません・・・。）この作業は大変重要なことです。気を抜くことができません。

こうして前もって治療のゴールを設定し、歯科医師と共有することでスムーズに治療が行えます。

まさき歯科では、このステップをとても大切にしています。

ただ歯を作るだけではなく歯科医師、歯科衛生士と共に治療に参加し、より患者さんのＱＯＬの向上し満足していただけるような技工物が提供できるようこれからも日々精進していきたいと思います。

毎日、たくさんの仕事を抱え頑張っています！！

まさき歯科 歯科技工士 Ｉ