９６歳女性

おひとりで来院。メンテナンスに来てくださった。

歩行器こそ使用されているが、しっかりした足取りでニコニコと笑顔での来院。

いらっしゃる度に

「私が元気でいられるのは歯のおかげ。何でも食べられる歯があるから」と、毎回話される。

本当にお元気。お一人暮らしで何でもご自身でこなしている。

スーパーに若いイケメンがいるので買い物も楽しいとジョークも飛ばす。

まさき歯科院長の作製した部分義歯を３５年使っている。

先生は腕は達者、人柄もいいと大変尊敬してくれる。また当院を愛しスタッフをかわいがってくれ、歯科衛生士の存在も認めてくれている。

「生まれ変わったらあなたみたいな歯科衛生士になりたい」と言ってくれる。

心から嬉しく感謝し、こちらこそ尊敬の念に堪えません。

いつまでもお健やかでお過ごしいただきたいと思います。

日本人の5大死因は、がん、心臓病、脳卒中、肺炎、老衰。

それらは、歯周病菌による歯周病が関わっています。歯周病で炎症が続くと5大死因のリスクが上がります。それを防ぐために定期的に口腔ケアすることは最重要です。

また、咀嚼力が低下して食事が満足に摂れなくなると、栄養とエネルギーの不足で全身の機能がダウンし、元気に生活できなくなる「オーラルフレイル」に陥る危険もでてきます。

オーラルフレイルは，口の機能の健常な状態と口の機能低下との間にある状態。オーラルフレイルであると，将来のフレイル，要介護認定，死亡のリスクが高いことがわかっています。

口腔内を清潔にするきちんと悪いところは早めに処置をし、きちんと咀嚼できる状態を保ち栄養価の高いものを噛んで食べることが大切です。

それが健康寿命を延ばす最強の手段です。

人生１００年時代、これこそ大切。

歯を大切に！