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診療時間表
MDI3月月例会報告
3月11日(水)8:00pmから始まった
MDI(Masaki Dental Institute)の3月例会です。
場所は名古屋市中村区まさき歯科セミナー室です。
発表してくれたのはまず穂積英治先生
接着性ブリッジを用いた一症例
ケース選択には、非常に注意が必要になってきますが、ミニマムな治療になります。
歯を何かで失ってしまったが、インプラントは難しい。若年者でまだ早い。隣在歯が健全な歯の場合はそれらを削ってブリッジにするのは忍びない。そんなケースに選択の対象になってきます。最小限の削除量で審美性も得ることができるこの接着性ブリッジです。
現在の材料やレジンセメントの接着力の向上により安心してできる処置ではあります。しかし、人間は大きな咬合力を持ち合わせています。それに対応できる設計にしておかなければいけません。また、カリエスなどの2次的な問題も回避したいものです。
各種ペーパーのレビューと共にケース発表をしてくれました。
小関歯科 小関健”司先生
「インプラント周囲炎に対する一考察 〓Oral Medicineの視点から〓」
口腔外科医である小関先生ならではの切り口でインプラント周囲炎のケースを発表してくれました。なかなか歯科では踏み出せない血液検査等の多種の検査を導入しているなかOral Medicineの視点から炎症の原因を探る内容でした。
Oral Medicine(口腔内科)は、東京歯科大学がオーラルメディシン研究所を開設、東京歯科大学に日本で最初のオーラル・メディシン講座が開設された[
カリエスや歯周組織の炎症など主要歯科疾患であっても、「口腔内科」では、単にプラークによる細菌感染としてのみ対処するのではなく、心身のさまざまな要因を背景として究明しています。
この東京歯科大学卒業の小関先生です。またまさき歯科院長の中川昌樹先生も同大学を卒業。
司会を務めてくれたのは 宮川先生でした。
宮川先生も同大学卒業生です。
幅広く勉強になりました。