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インプラント治療について
こんにちは。
五月から当院にて研修をさせて頂いております臨床研修医の服部と申します。 さて、皆様は虫歯や歯周病などが原因で抜歯を余儀なくされた場合、失った歯を補う治療方法としてどのようなものがあるのかご存知でしょうか。一般的に、ブリッジや入れ歯、それに加えインプラントいう治療方法を頭に思い描く方が多いかと思います。ブリッジは、失った歯の部分と隣接する歯を削ることが必須となり、それらが歯を失った部分の咬む力を負担します。また、入れ歯は、異物感があり、咬む力が以前より劣り、入れ歯を支える歯へは過度な負担が生じます。一方、インプラントは、失った歯の部分と隣接する歯を触らないことやインプラント自体が咬む力を負担するため、他の歯の保全にもつながり、残っている歯を守ってくれます。 そこで、この度は、インプラント治療についてお話をさせて頂きます。 皆様はインプラントに対してどのような印象をお持ちでしょうか。どのようなご心配、ご不安をお持ちでしょうか。患者さんが心配することに多く挙げられるものとして、以下のようなものがあると思います。
①手術は痛くないのか: 「歯茎を切開して、顎の骨にインプラントを埋める」というイメージにより、手術の痛みを心配する声をよく耳にします。しかし、手術は麻酔が十分に効いた状態で行うため、患者さんが痛みを感じることはほとんどありません。「眠っていたら手術が終わっていた」とおっしゃられる患者さんがほとんどです。また術後においても、感染予防のための抗生物質や痛みが生じた際の痛み止めも処方し、術後ケアを十分に行っております。
②インプラントはどれくらい持つのか: インプラントメーカーにより長期治療成績が異なっているため、今回は当院が使用しておりますストローマンインプラントに関する10年間の研究報告を基にお話しさせて頂きます。ストローマンインプラントの10年後の生存率(お口の中にインプラントが残っているかを示す値)は98.8%ととても高く、高い品質と信憑性を裏付けるものとなっております。
③失敗のリスクはないのか: インプラント治療は手術を伴うということもあり、失敗のリスクを懸念している患者さんもいらっしゃると思います。たしかに、他の治療と同様にリスクがゼロとは言い切れません。しかし、実績豊富な医院・医師による治療であれば、そのリスクは限りなく低いと言えるでしょう。
④価格が高い: インプラント治療は保険適応外(自費診療)になるため、保険治療に比べればどうしても費用が高く感じる患者さんも多いと思います。しかし、「失った歯がよみがえる」とお考えいただければ、それ以上に得られるものも大きいと思います。 この度は、インプラント治療に関してお話をさせて頂きましたが、私は患者さん各々に合った治療方法を行うことが一番大切だと思います。ご不明な点についてはご質問頂き、患者さんご自身にとって一番納得いく最高の治療方法を見つけていきましょう。
最後に 良好なインプラント治療を行うには、次の6つのことが大切であると言われております。
• 確かな診断
• 清潔なオペ環境
• 信頼あるインプラントメーカー
• 教育されたスタッフ
• 熟練した技術
• 確立されたメンテナンスセラピー
まさき歯科は、上記のいずれにおいても最高峰のものを患者さんに対して提供しております。私は、当院のスタッフの一員として、その最高水準の治療や抜け目のない医療を、実際に肌で感じることができ、刺激のある研修医生活を過ごしております。そして、残りの研修医生活においても、私は当院にて行われている最高峰の治療に関する知識や技術を習得し続けることはもちろん、患者さんとのコミュニケーションの取り方などにおいても習得していきたいです。