こんにちは。鈴木です。 12月になり、寒い日が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。 師走の忙しい時期ですが、みなさんお食事はゆっくりされていますでしょうか。現代では忙しさのあまりついつい早食いになってしまいがちですが、よく噛んでゆっくり食べることが健康には良いとされており、肥満治療のガイドラインにおいても20回から30回咀嚼することが推奨されています。厚生労働省でも一口30回以上噛むことを目標に「噛ミング30」運動を提唱しており、口の中の健康と全身の健康づくりを関連させ、「よく噛んで、おいしく味わって食べることで生涯を通して食で満足感やくつろぎを得ることができる」といった報告書をまとめています。 また、近年の研究では早食いの習慣が脂っこい物を好んで食べることや満腹まで食べるといった他の生活習慣よりも肥満との関連が強いといった可能性が示唆されています。 全身の健康のためにもより良い口腔内環境を保ち、しっかり噛んでゆっくりとお食事をすることが大切です。 年末から年明けにかけてはクリスマスやお正月、忘年会などおいしいものを食べる機会が数多くありますが、ご家族やご友人とのお食事の際にもよく噛んでゆっくりとお食事されることを心がけてみてはいかがでしょうか。